「(勉強法)問題はむしろ間違えた方が良い」

以前、「完璧に理解出来なくても、まずは教材を一通りやりきる」という記事を投稿しましたが、
例えば、テキストのある分野(単元)を一読した後は、
実際にその分野の問題を解いてみるという方が多いと思います

正解・不正解に一喜一憂しながら採点した結果、
正解率はどの程度だったでしょうか?

8〜9割?、或いは、2〜3割?

誰しも結果(正解率)が気になるところだと思いますが、
結論から言えば、(勉強始めの頃は特に)正解率を気にする必要はないと思います。
むしろ、後述する「トラウマ原理」のことを考えれば、正解率は低い方が良いぐらいです

過去問などの問題を解くことによって、試験で問われる部分(重要論点や出題傾向)や、問題のパターン(出題のパターン:問題文が短文or長文、単純な正誤か、正解(或いは間違い)はいくつあるのか(個数問題)選ぶといったもの等)が見えてくるので、勉強に濃淡をつけることが出来るようになってきます。

それを踏まえた上で、「問題はむしろ間違えた方が良い」とは、
言葉は悪いですが、「トラウマの原理」をプラスに応用する考え方です

つまり、人間というのは「(問題を)間違えた方が覚える(覚えやすい)」というのが私の感覚です。

原理としては単純で、

①「間違える
②「(多少なりとも)ショック
③「(その分、間違えた内容が)記憶に残るので覚えやすい

と言う流れです。(参照:「確認テストや模試への臨み方」

個人的には、ある程度学習を進めて、正解率が高くなった段階で(本人も理解が進んだと感じている)、問題を再び解き直してみるのがオススメです。

①「(理解が進んでいるので)正解して当たり前だと思っている
②「間違える
③「(初歩的な問題を間違えたり、そもそも勘違いしていたり、記憶違いだったりした場合)ショックが大きい
④「その分、悔しさも大きいので覚えやすい
というように、間違えたことへの自己嫌悪も相まって、効果が高まります。

ただ、理解を進めた段階で問題を解き直すことになるので、人によっては、「一度解いた問題をまた解くのか」、「その分野は理解しているから大丈夫だ」と言った、心理的な抵抗があることは否定できません。
私も、どちらかと言えば面倒くさがりなので、前に解いた問題を再度解くよりも、やったことがない新しい問題を解きたくなる性格です。

しかし、やったことがある問題だから、二度も間違えないだろうと油断していることもあって、トラウマの原理の効果が高くなり、理解が深まり成績アップにも繋がるので、学習計画にうまく組み込むことをオススメします。

また、初学者や学習初期段階の方は、「最初は間違えた方が、(覚えるので)ラッキー」、「間違えるのが当たり前」といった気持ちで、あまり深く考えずどんどん教材を進めていく方が良いです。

一方で、私のように資格勉強の経験がある方だと変に自信もあるので、
もし間違えた問題が多い場合、思いの外ショックが大きいこともあります。
実際、私は、宅地建物取引士(宅建士)の勉強の時は、正解率が思うように上がらず、見直しに時間を取られて、なかなか先に進めないという状況が続いたので、かなり精神的に追い込まれた記憶があります

(初版:2017年3月27日、改訂:2018年1月30日)

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