「(勉強法)ノートを作る派or作らない派」

記憶の定着や知識の整理、そして何よりも勉強した感が出る(?)と言った理由もあり、勉強の際に独自のまとめノートを作る人も多いと思います。

結局のところ、作る、作らないに関してはそれぞれの好みですが、
私は断然「ノートは作らない派」です
正確に言えば、「知識整理用のノートは作らない」というのが正しいです。
(ここで言うノート(知識整理用のノートも含む)を作るとは、学校でやっていたような板書を写すようなものや、テキストの内容をほぼ丸写しするようなものを指します。)

まず、知識の整理のために、改めてノートにまとめたり、図表を描くのは時間の無駄だからです。
そもそも市販や資格スクールの教材(テキスト)は、その道のプロの方が作ったものなので、それ以上のものを素人が作り上げるのはなかなか難しいものです(余程、劣悪な教材ならいっそ別の教材を買った方が早い)。つまり、餅は餅屋ということです。
そもそも、「書く」という作業に時間がかかり過ぎることが嫌いです。(あと、手が疲れて腱鞘炎になる可能性もありますし)。

(上手く纏める能力がある方は別かもしれませんが、)
時間をかけて作った結果、使用教材の劣化版ということになってしまう可能性も十分あります
それだったら、同じ時間で過去問や問題集を解いた方が、よっぽど効率的だと思います。

ただ、今でこそ、ノート作成不要論(?)を掲げていますが、
一度だけ、中小企業診断士試験の際に「間違いノート(注)」なるものを作ったことがあります。
(注:過去問や模試等で間違えた問題をノートに落とし込んで、こまめに見返すことで論点を整理し覚えるというのが狙いです。)

当時を振り返れば、中小企業診断士試験は、試験科目が7科目と多岐にわたる上、内容もバラバラ(法務、財務、経済、IT等)なので、知識の整理としては役に立ったと思います。
しかし、試験の難易度も相まって(当時は経済学・経済政策、財務・会計が特に難しかった)、間違いノートの作成に膨大な時間を要した覚えがあります。
丸一日頑張って勉強しても、あまり進まなかった時(数にして過去問数年度分の間違えた問題)は、かなり凹みました。それと、同時に「果たしてこの作業は終わるのだろうか?」と焦りや不安を覚えたものです。
(しっかり理解しながら、書き写していた(まとめていた)つもりでしたが、作業と感じてた時点で、問題がありますね。)
やはり、間違いノートについても、費用対効果を検討しながら作る必要がありそうです。
今、思えばもう少し勉強が進み知識量が増え、問題の正解率が上がった段階で間違いノートを作るべきだったように思います。(例えば、過去問1週目ではなく2、3週目の段階で間違った問題を間違いノートにするなど。)

他に、「暗記する(覚える)ため」に書いて覚えるということはありますが、
「漢字検定試験(ex.漢検2級)」でもない限り、止め跳ね払いまで意識してきちんと書く必要はないので、これ自体そんなに時間は必要ありません。

ただ、個人的に「書いた方が覚える」ような気がするので、必要な時はコピー用紙の裏紙などを使って、さっと手早く書くようにしています。また、文字で書いた方が視覚に印象を与え記憶に残りやすいといった話もありますので、書く量や費やす時間などに応じて、「書いて覚えること」を取り込むのはありだと思います(特に記述式がある試験などは)。

やはり、仕事をしながら資格を目指す場合は、
いかに時間をやりくりして、効率的に勉強するかということが大切です。
その点で見れば、「ノートの作成」と言うのは、非効率な作業と言わざるを得ません。
ノートを作る際は、費用対効果、つまり「ノート作成にかかる時間」と「得られる効果」を十分検討する必要があります。
間違っても、「勉強した感が出るから」、「今までそういう勉強法だったから」という、根拠の薄い理由で漫然と作るのは止めた方が良いと思います。
何よりもそういった考えだと単純作業になりがちで効果も薄そうですしね。

(初版:2017年4月27日、改訂:2018年2月15日)


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