「(勉強法)量と質」

巷では、「楽して合格」、「短期間合格」、「非常識合格法」などを、
セールストークとした資格講座・セミナー・勉強法が見受けられる今日です。

ただ、私個人としては、「そんな(楽して合格出来る)ものはない(存在しない)。」とだけ、言っておきます。

特に、難関試験であれば尚更です。
色んな合格者の方と話をしていますが、楽して(ほとんど勉強しないで)合格出来たなんて話は聞いたことがありません。

例えば、短期間で合格出来たと言っても、1日あたりの密度(勉強時間)はきっと濃いはずです
(参考:「短期間ではなく、短時間合格サイトを参考にしろ」

また、試験問題次第では、1つのキーワードが判別出来るだけで、
一瞬で答えに辿り着ける問題もあるにはあります。
「〜勉強法」みたいなものを謳っているものの中には、そういった問題に焦点を当てて、「○年度の試験問題は、実は数秒で解ける!?」などと、強調しているものもあります。

ただ、私から言わせれば、普通に勉強して合格する実力がある方なら、同じように数秒で判断出来るはずです。むしろ、その状態に達していないと、難関資格は合格出来ません(参考:「結局、過去問は何回転すれば良いのか?」)。

あと言わなくても分かると思いますが、本試験の問題はそういった問題ばかりが出題されるわけでもありません。

では、「質」と「量」どちらを重視するべきか?と問われたら、
私は、迷わず勉強時間(量)と答えます

勿論、「効率よく勉強すること」、つまり「質」を意識することは大事ですが、合格するためには、必ず一定の勉強時間(量)が必要になってきます

一定の勉強時間が必要というのは、
例えば、テキストを読んで理解するには、一定の「時間(量)」が必要だし、
それをもとに問題集を解くのにも、一定の「時間(量)」が必要ということです。

(注:一定の勉強時間を確保する為には、「習慣化」「習慣化の方法」を参考にして下さい。)
(中には、テキストを読まずに、いきなり過去問や問題集から手を付けるというやり方もありますが、人によって向き・不向きや慣れが影響してきます。勉強時間の短縮には繋がると思いますが、一定の勉強時間(量)が必要ということに変わりはないでしょう。)

つまり、どんなに甘く魅力的な言葉を並べても、
合格にはその資格に見合った相応の努力が必要なのです。
それは、どんなに簡単な試験であっても同じことだと思います。

勿論、それまでの経験(職歴や専門分野)や取得資格の有無で必要となる勉強時間(量)は増減します
ですが、それは、その経験や過去の資格取得に勉強時間(量)を費やしていたからであり、全体(トータル)で見た場合は、やはり「相応の勉強時間(量)」を費やしているわけです

まずは、多少効率が悪くとも勉強時間(量)をこなさないと、合格は見えてきません

以前、林修先生もテレビで、「成績が優秀な方」と「そうではない方」の差は、「勉強時間の差」だとはっきりおっしゃっていました。

具体的には、その方(成績が優秀ではない方)にとっては勉強しているつもりでも成績が優秀な方の勉強時間と比べると圧倒的にその時間が少ないということでした(本人は一生懸命やっているつもりでも、相対的にみたら大した時間ではなかった。絶対的な量の差(問題)だったと言うわけです)。

だから、まずは勉強時間(量)ありきで良いと思います
そして、勉強時間を重ねる中で、試行錯誤しながら質の部分を上げていくと言ったやり方が正攻法になると思います(特に資格勉強初心者の場合)。

長々と書きましたが、何が言いたいかといえば、
結局のところ、真面目に勉強を進めていくことが大切であり、
ウルトラCのような裏技は存在しないと思って下さい。

前にも一度紹介(参考:「習慣化」)したことがありますが、
「コツコツカツコツ」一番の正攻法なのです。

(初版:2017年5月18日、改訂:2018年2月8日)


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