「情報に左右されすぎるな」

スクールなどで受講仲間が出来た時など、
本当に感心するぐらい高いアンテナを張っている方がいる。

「あの参考書が良い」、「あの問題集が良い」
「○○という資格スクールもオススメ」
「この分野の理解を深めたいなら、この参考書がオススメ」
などといった具合である。

もちろん、情報を積極的に仕入れることに異論はないが、
ただ仕入過多というか、情報に左右されてすぎてはいけないと思う。
(そもそも、上記のような情報を仕入れるだけでも相当な時間を費やしているはずである。)

この場合、情報リテラシーが肝であり、
得られた情報から、きちんと取捨選択することが出来る方なら問題がないが、
万が一、判断がつかず、あれもこれもと手を出すような場合は、
収集がつかなくなってしまい大変危険である。
「良いものを見たり、聞いたりするとそれが欲しくなる」というのは、人間の性かもしれないが・・・。

今の世の中、限りなく情報が出回っており、
こういった資格試験に関する情報だけではなく、
家電や書籍、映画等、色んなジャンルで評価が行われている。

みなさん、経験済みだと思うが、
評価が高いので実際に買ってみたものの(家電、書籍等)、
自分にとってはそうでもなかったということはままよくあることだ。
たまたま、自分のフィーリングに合わなかっただけなのか、
そもそも高評価ということ事態がガセ(デマ、サクラ)だったのか、
その理由も様々だろう。

これまでの経験上、こと資格試験に関して言えば、
あまり手を広げず1つの教材(テキストや問題集)をやり抜く方が重要である。

まず、理由の1つ目として、
1つの教材を突き詰めるだけでも、相当の時間を要するということだ。
(1、2度やったからといって、当然完璧に理解できている訳ではない。)
あれもこれも手をつけようとして、
最終的に全て中途半端なものになってしまうことの方がよっぽど怖い。
(また、買ったものの結局手をつけずに使わなかったという話もよく聞く。)

2つ目は、良さの違いがどの程度かということである。
実績があるスクールや出版会社が作っている教材であれば、
本質的にみれば大差ないはずである。
その人の相性やフィーリングまで加味すると、
どの教材を使っても多少の良し悪しが出てくるのが現実である。
わずかな良さの違いを追い求めるあまり、本質を見失ってはならないのである。

そして、資格試験において本質とは、全てを細かく知っておくことではない。
(奇問難問を解けることが合格へと繋がる訳ではない。)
大事なのは、基本論点を押さえることである。

もし、基本論点を押さえた上で余裕があれば、
更に細かな論点を詰めていく・・・といった具合である。
どんなに細かな論点を押さえていたとしても基本の「き」を疎かにしてしまっては、
資格試験には合格出来ないのである。くれぐれも枝葉末節に注意である。

もし、どうしても「別のあの教材が欲しい、あの問題集が欲しい」という方は、
ベースとなる教材をしっかり決めた上で、
その新しい別の教材をある論点、分野において補足的に利用するのが良いだろう。
「補足的」な部分に対して、「費用(コスト)」が見合うかどうかは個人の判断に委ねることになるが。

丁度、この投稿を書いている時に、
投稿内容を言い当てたような素敵な言葉に出会ったので紹介しておく。

決まった期限の中で自分たちが決めたことを確実に行う。
あれやこれやと手をつけると中途半端になり、何もやりきることが出来ない。
(引用書籍:「防衛大で学んだ無敵のチームマネジメント」)

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