「(心構え)一般人が努力を続けられる期間」

今回の投稿の表題である「努力を続けられる期間」というのは、
本屋の書籍コーナーで本のタイトルを見ていた時にネタになるなと思ったのがきっかけで書いています。(中身は読んでないので、あくまで私の持論です。)

まもなく、平昌オリンピックが開催されますが(2018年1月24日時点)、
オリンピック選手は、4年に1度の晴れ舞台にピークを持って行くため、日々辛い練習を行いながら、心技体を高めています。

(心と身体の休養も必要なので、丸4年努力を続けるということはないと思いますが、)おそらく3、4年は毎日努力を続けるものだと思います。

一般人から見れば、オリンピックでメダル争いをするような方々は、
どうしても特別な人(天才、あるいは努力の天才)として見てしまいますが、我々一般人が続けられる努力の期間というのは果たしてどの程度なのでしょうか?

同じ人間なのだから、オリンピック選手と同様に3、4年!!
いや、何年でも可能!
などなど、色んな声があると思いますが、
現実的には、私たちはもっと短く、1、2年が限界ではないかと思っています。

私は、幸いなことに「中小企業診断士」も「社会保険労務士」も1発合格することが出来ましたが、正直、腹づもりとしては2年(2回)勉強してダメだったら、一旦受験するのを止めようと思っていました。

オリンピック選手の努力とは当然比べ物になりませんが、
資格を取るためにする努力も、また大変なものだなと身をもって感じていたからです

ネットで調べただけですが、それぞれの資格を合格するのに必要な勉強時間は、
公認会計士、司法書士:3,000時間以上、税理士:2,500時間以上、
中小企業診断士:1,300〜2,000時間、社会保険労務士:1,000〜
1,500時間と言われています。

1年間、毎日3時間勉強して、1,095時間。

そう考えると、やはりそれなりの努力量になると思います。しかも、社会人は仕事しながら勉強することになりますからね。

そして、オリンピック選手や一流スポーツ選手のような方でも、
モチベーションの低下や燃え尽き症候群などの問題を抱えることがあります。
(最近では、プロゴルフの宮里藍選手がモチベーションの低下を理由に引退を決意しましたね)

そのため、あえて競技から離れる期間を意識的に作り出すなどして、長い間努力を続けられるように工夫を重ねているほどです。

であれば、我々のような一般人であれば尚更その辺りを考慮しないといけないのではないかと思います。

確かに一度勉強から離れるということは、
これまでの勉強の積み重ねが無駄になりかねないものです。

こういったことを診断士的に言えば、埋没費用(サンクコスト)といますが、
気持ちが続かないのであれば、こういった「退く」という決断も選択肢に入れるべきだと思います。

スポーツでは、練習に身が入っていないときに、いくら練習しても無駄と言われます。
勉強も同じように、ダラダラと勉強を続けていたら無駄になります
確かに、ダラダラと続けていても、もしかしたらいずれ合格できるかもしれません。ですが、非常に効率が悪くなってしまう可能性があります。

実際に、資格スクールに通っていると、何年も勉強を続けているからなのか、
あからさまに勉強に身が入っていない受講生が見受けられます。

例えば、自習をせずにずっと休憩室でしゃべっている方や、
あからさま他人にイニシアティブを握られている(他の人に行動を合わせている)方などがいらっしゃいます。
そういった状況や行動を続けていては、いくらお金と時間をつぎ込んでも、なかなか合格には近づけないように思います。

それなら、一度離れてリセットする時間を設けて、時間を置いてから、
やはり改めて「受けたい」、「合格したい」と思ったら、
今度こそ、目一杯フルスロットルで勉強してみる方法もありではないかと思います。

「途中であきらめちゃいけない。途中であきらめてしまったら、
得るものより失うものの方が、ずっと多くなってしまう(ルイ・アームストロング)」

といった名言もありますが、
「諦める」という決断もまた同じくらい非常に大事なことです。

いずれにしろ、自分自身の心と体に問いかけ、考え、そして、後悔のない選択をすることが大事です。

そして何よりも、資格を目指すと決めた1年目(初学時)に目一杯勉強することが、あとに続く「努力を続けられる期間」にも繋がるものです。

つまり、一生懸命勉強をしたにも関わらず、落ちてしまった場合、
資格取得に対する諦めよりも、落ちてしまった悔しさの方が勝ります。
そして、「次こそは合格したい!」という気持ちが生まれるはずです。
そういう気持ちになれば、必然的に努力を続けられる期間も延びるという訳です。

(初版:2017年9月26日、改訂:2018年1月24日)

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