「(勉強法)勉強した気になっていませんか?」

私が通っていた資格スクールの場合、
朝9時から夜9時まで自習室が解放されていました。

今思えば、土日や試験直前期には、
朝から自習室に行って、閉館ギリギリまで勉強していたものです。
(懐かしいけれど、もうそういう生活は懲り懲りです(笑))

勿論、勉強を頑張ることは良いことですが、
皆さんに気をつけて欲しいことがあります。

それは、仮に朝9時から夜9時迄。
つまり、12時間、自習室や資格スクールなどに居たとしても、
実際の勉強時間は12時間ではないということです。

当たり前の話ですが、
意外にも「滞在時間、着席時間」=「勉強時間」と勘違いしている方が多いように思います。

資格勉強中の方や合格者に
「どのくらい勉強していますか(勉強していましたか)?」

という質問をすると…。

「1日自習室(資格スクール)にいました」とか、
「自宅などで1日机に向かっていた」などと答える方が多いです。

ただ、これって、学習スタイルの話であって、
「どのくらい勉強していましたか?」という質問に正確に答えてはいないんですよね。

だから、本当は、
「平日だと、朝出社前に1時間、夜帰宅後2時間勉強しています」
「土日は、午前中、自習室やカフェで2時間勉強して、夜は夕食後3時間勉強しています」
といったように具体的な数字を交えて答えられるのがベストだと思います。

これらの回答の違いが何を示すかというと、
それは、「時間に対する意識の差」です。

どちらの回答も勉強していたという点では同じですが、
より時間を意識しているのは後者の回答でしょう。
自分の時間の使い方を数値化して把握している訳ですから。

つまり、「時間を意識する」=「その時、その時を大切にする」ということですから、
当然、資格勉強においても違いが生じてきます

例えば、時間を意識している方であれば、
1日の中の限られた勉強時間を無駄にしないように集中して勉強するでしょうし、
移動時間などの隙間時間も有効活用することでしょう。

一方で、時間を意識していない方。
例えば、「まだまだ時間はある」、「試験までまだ日数がある」などと思っているような方は、
前者に比べると、集中力を欠いた勉強になってしまう可能性があります。
特に、資格勉強に専念している方などは、基本的に24時間自由に使えるので、
ついつい勉強以外のことに時間を費やしてしまいがちで、こういった状況に陥りやすいと言えます。

こうした「時間に対する意識を強める」には、
実際(真)の勉強時間(正確な勉強時間)を測定するのが一番
です。

一度、食事の時間や休憩時間(お風呂、トイレの時間等含む)などの時間を除いて、
純粋に勉強している時間だけを測ってみて下さい。
きっと思っていたよりも、勉強時間が短いことに気づくはずです。
沢山勉強した気になっていても、実際の勉強時間は大したことない可能性もあります。

(時間の測定には、携帯アプリ等を用いると便利です。参考:「Studyplus(学習管理アプリ)」

こうして勉強時間を測定することにより、
「今日は1日自習室にいた」=「よく勉強したなぁ」という曖昧な感覚ではなく、
「今日は1日自習室にいたのに(あるいは、1日机で勉強していたのに)、
勉強していたのはたったの○時間だった」ということに気づかされ、
より一層時間を意識するようになるはずです。

この記事を読んで「ギクッ」とした方は、
是非、日頃の自分の勉強時間を測定してみて下さい。

ただし、測定の際、注意して欲しいことは、
きちんと集中して勉強した時間だけを測ることです。
眠気でウトウトしている時や、集中力を欠いて心ここに在らずのような状態の時、
テキスト、問題集は開いているのについつい携帯を弄っていた、
なんて時間は勉強時間としてカウント出来ませんので!!

最後に、「時間を意識する」ということは、
人生においても非常に大切なことです。
例えば30歳の人が80歳まで生きると仮定して、
あと50年しか生きられないと思って1日1日を大切にしながら過ごすのと、
まだまだ時間はある(あるいは永遠に近い)と思って過ごすかでは、
その後の結果に当然差が生じてきます。

この考えを資格試験に置き換えれば、試験日までの残された日数(時間)や、
1日の可処分勉強時間を意識して大切に過ごすことが、より良い結果へと繋がるわけです。
是非、「時間に対する意識」を高めて、日々の勉強の質を高めて過ごして頂ければと思います。
(参考:「睡眠時間を削ってはダメ」

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